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第2次試験

 

2次試験では、すべての試験で口述試験(個別面接)や

体力検査など主に人物試験が課されます。 2次試験の配点比率は、

どの自治体でも高まる傾向にあり、決して最後まで気を抜くことが

できません。

 

口述試験(個別面接)は、全ての警察官採用試験が課されます。

面接の質問は、質問カードを中心に行われ、志望動機や自己PRについて、

色々な角度から質問がなされます。

また、試験によっては、その日の新聞の一面の記事について

意見を求められることもあるため、自己分析・仕事研究はもちろんですが、

日々の生活の中で新聞やニュースにも気を配り自分の意見を

まとめておくことも有効な面接対策の方法です。

   

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   筆記試験の内容と対策
 
警察官の筆記試験では、科目によって出題数のばらつきがあります。なので出題数が多い科目を重点的に勉強して、出題数の少ない科目は捨てるという戦法もありです。

筆記試験の科目数の内訳

科目 出題数
社会科学 9
人文科学 9
一般科目 1
自然科学 6
文章理解 9
数的処理 16
スクロールできます

これはあくまで目安ですが、だいたいの割合は変わりません。
表を見れば分かるとおり、全体の問題数50問に対し、「数的処理」が圧倒的な割合を占めています。
そのため数的処理を重点的に勉強すべきです

全ての科目を勉強することは不可能に近いですから、このように重点的に勉強する科目を取捨選択することが、筆記試験で良い点をとるうえで重要です。

 

警察官採用試験の筆記試験で出る問題には、学校で勉強するような内容のものはほとんどありません。筆記試験で良い点を取りたいのなら、過去問で勉強するのがおすすめです。

警察官採用試験の筆記試験で出題される問題は、高校や大学で学ぶものとは全く異なります

  • 数的処理→判断推理・数的推理・資料解釈
  • 文章理解→現代文・英文・古文
  • 社会科学→政治・法律・経済・社会
  • 自然科学→数学・物理・科学・生物・地学
  • 人文科学→日本史・世界史・地理・思想・文学芸術

    

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     警察官採用試験

 

 

都道府県の警察本部に所属する警察官の採用は、それぞれの都道府県で独自に行っています。

大学卒業程度を対象とするI類、短大・専門学校卒業程度を対象とするⅡ類、

高校卒業程度を対象とするⅢ種に分けて採用試験が実施されます。

どの区分も試験は一次試験と二次試験の2段階に分けて選考されます。

二次試験が最終試験となり、合格すると採用候補者名簿に登載されます。

試験の詳細は各都道府県で若干の違いがありますので、各都道府県の採用ページを確認してください。

<試験内容>
1、一次試験:教養試験、論文試験、適性検査が行われます。
・教養試験:警察官として必要な知能や、大学卒業程度

(または短大・高校卒業程度)の知識に関する選択式の試験
・論文試験:思考力、表現力についての試験
・適性検査:警察官の職務上必要な素質や適性についての検査

2、二次試験:一次試験合格者に対して、心身のチェックを中心に行います。
口述試験:個別の面接。警察官に適した人格のもち主かの試験
・体力検査:体力に関するテスト
・身体検査:警察官の職務遂行に適した身体をもち合わせているかのチェック
・健康診断:医師による健康調査

倍率は各都道府県によって大きく異なるのが実態です。

採用人数の多い都道府県ほど倍率は低くなる傾向があります。

 

 

  そのほかにもあると便利な資格

 

採用試験申し込みの際に、もっている資格や経歴を証明書と一緒に申請することができます。

その内容を試験と合わせて評価し、一次試験の成績の一部として加点を得ることができます。

加点となる資格や経歴は、剣道や柔道、その他のスポーツ歴、語学力(英検・TOEICRテスト)

簿記情報処理の資格や経歴に類するもの。大型自動車運転免許など、

警察の職務執行に役立つと認められる資格や経歴もプラスのポイントとなります。

 

 

  採用後に取得することになる資格

 

採用後、警察学校で必ず全員取得するのが「普通二輪免許」と「無線免許」

また、柔道か剣道の初段以上の資格も同時に取得します。

そのほか部門ごとにそれぞれの専門に関する資格や免許が必要になることもありますが、

「警察官になるため」や、「採用後すぐ」に必要なものではありません。

白バイだったら「大型二輪免許」、鑑識だったら鑑識の資格などが必要になり、

部門配属前にもう一度警察学校に入って取得したり、個人で取りに行ったりします。

 

 

警察官採用試験において加点される資格

 

証明書類に基づいてその内容を評定し、採用試験の成績の一部とするものです。

体力 柔道又は剣道、
その他の武道
初段以上
スポーツ歴 全国規模で行われる大会で、日本選手権、国民体育大会、大学選手権、全国高校総合体育大会及びそれに準じる大会の出場経験又はこれに類するもの
情報処理 ITパスポート、基本情報技術者応用情報技術者等、経済産業省管轄の国家資格又はこれに類するもの
語学 英語
中国語
  • 中国語検定:3級以上
  • 漢語水平考試:4級以上
  • 中国語コミュニケーション能力検定(TECC):400点以上
    又はこれらに類するもの
韓国語
  • ハングル能力検定:準2級以上
  • 韓国語能力試験:4級以上
    又はこれらに類するもの
その他
  • 「体力」「情報処理」「語学」に類する資格経歴等
  • その他警察官の職務執行に有用な資格経歴等

 

 



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独学でも警察官採用試験に合格できるの?

どんな勉強方法をすれば合格できるの?

合格者の勉強方法が知りたい

 

結論

1過去問を解く

2間違えた問題、弱点を学習する

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 この二つを、徹底的に繰り返すだけで合格することができます。

あなたは合格するのです。

あなた以外に誰が警察官になるのですか?

それくらいの強い気持ちと意思を持ち、一心不乱に勉強してください。

 

 

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警察官採用試験の勉強の本質は、「問題集を繰り返し解いて、できる問題を増やしていく」という極めてシンプルなものです。

できる」とは、「問題が解けること」と解釈してもらって構いません。

テストで高得点を取ることというのは、「できる」の量がそれだけ多いということです。

「解ける問題の量が多い」からこそ、テストで点をたくさん取ることができますよね。

ということは、あなたがもしテストで高得点を取り成績を上げたいのであれば、この「できる」の量を増やすことに集中すれば良いわけです。

この「できる」の量の増やし方には2通りあります。

1つめは「勉強量を増やす」こと。

単純に今までよりも勉強量を増やせば、テストでより多くの点が取れるのは体感で分かりますよね。

事実、ほとんどの中高生はこの方法で自分の成績を上げていきます。というか、この方法しか知りません。

では「できる」を増やす方法の2つめとは何か?

それは「『できる』に至るまでのスピードを速くする」ことです。

単に勉強量を増やしていくのではなく、その時間内の「できる」達成数を増やしていく。

この方法であれば、伸び悩みが起こる可能性も減っていきます。

なぜなら、常に勉強法をアップデートしていけば「できるに至るスピード」はどんどん速くしていけるから。

 同じ時間でも、この「できるに至るスピード」を速くすれば「できるの量」が増えます。

勉強量は確保しつつも、「いかにしてこのスピードをもっと速くできるか」ということにフォーカスした勉強法が大事なんです

 

つまり、過去問を解きまくって問題パターンや解法を覚えていくというのは、独学だろうと予備校だろうと同じなんです。

警察官採用試験はぶっちゃけ大学入試などの学力試験の延長にすぎないような試験なので、何も予備校に通わないと受からないなんてことは一切ないです。

その意味で、独学か予備校かは公務員試験の勉強を進める上での「ツール」に過ぎません。

独学のメリット

 

 独学の最大のメリットは、「お金が安い」ことです。

参考書や模擬試験代を合わせても10万円もいきません。

予備校などに通う時間と交通費も節約できます。

 

独学であれば、勉強のスケジュールを自由に決められますので、

いつでもどこでも好きな時に勉強することができます。

ヤル気がある人や要領のいい人はどんどん勉強を進めて

いけるので学校よりも速いペースで学習でき

短期間で合格を目指せる人もいます。

 

 

独学のデメリット

「勉強計画」を考える時間や手間がかかる

「勉強する教材」を選択する時間や手間がかかる

「勉強する環境」を自分で整える

「専門家による授業」がない

すべて自分でやらなければならないため時間や手間がかかります。

 

孤独に絶えて毎日勉強を続け、モチベーションを維持するのが大変です。

 

集中力や計画性の無い人は独学を諦めて

素直に公務員専門学校に通いましょう。

 

 

警察官採用試験の合格には予備校が必要  ?

警察官採用試験は地方上級のような公務員試験と比較すれば

学科試験は易しいです。

 

そこまで倍率も高くないですし、また問題自体も難易度の

高いものも出ません。

 

学力にもよりますが独学でも合格できるという人が多いと思います。

 

余裕を持って始めれば、独学での合格は可能ですし、実際に独学で合格される方は毎年います。

でも、独学に不安を感じられたのなら、受験予備校を利用すべきです。

独学も、予備校利用も手段が異なるだけで、「公務員試験に合格」という目的は同じですから。

 

独学はこんな人におすすめ

長期間、孤独に絶えてコツコツと頑張れる人

モチベーションを維持できる人

自己管理のできる人

警察官採用試験の最短合格法

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  元警部が

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